ご覧いただきありがとうございます。このサイトは、管理人が読んだ本の感想や感じたことを投稿(書評)しています。少しでも共感いただけたら幸いです。
[発行]講談社(2012年12月10日)
「別れることは、切なく苦しいことだ。親しい人を失った時、もう歩き出せないほどの悲哀の中にいても、人はいつか再び歩き出すのである。」この作品は2011年に起こった東日本大震災の翌年に出版されている。作者の経験した出会いと別れに照らしながら、そこに込められたメッセージを感じて欲しい。
[発行]祥伝社(2014年10月20日)
小田急線沿いにある全6室のオンボロアパート小暮荘。一見すると住むには抵抗感さえある。そこは様々な悩みを抱えた住人が惹かれ合うように集まっていた。小暮荘を中心に他人同士にも関わらず、どこかで繋がっている人間模様を描いた作品である。