本のある生活~良書との出会い~: 10月 2020

2020年10月26日月曜日

「書評」新・日本の階級社会/橋本健二

新・日本の階級社会

[書籍]新・日本の階級社会

[著者]橋本健二

[発行]講談社(2018年1月20日)

我々の生活は格差が広がったと言われて久しい。この本は、そんな「格差」や「階級」がなぜあるのか、どうなるのかが分析されている。そんな時代で生活する上での”あり方”について考えさせられた本であった。

「書評」ビルマ参戦記/深川研平

[書籍]ビルマ参戦記

[著者]深川研平

[発行](1985年8月)

終戦から年月が経ち、日を追うごとに戦争の記憶が薄れている中にあって、戦争経験者が残してくれた体験記は貴重な資料である。今回紹介する本は、その中でも私が最も信用している本である。本書は14章で構成されているが、それぞれの章ごとに私の所感を述べることとしたい。